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楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー|歴代受賞店に見る傾向

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ポイント

楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーの賞には種類がある
受賞店は投票・売り上げ・お客様対応で決まる
毎年100店舗以上が受賞していて、連続受賞も珍しくない
受賞店であることは、ショップ選びの指標になる
ジャンルや部門は、その年によって変わる

楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーとは

ショップオブザイヤー

楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーは、毎年1月下旬くらいに発表される楽天市場の賞です。

言うなれば、人気商品ランキングのショップ版。
賞は総合賞、ジャンル賞、サービス賞、特別賞に分けられ、総合賞は商品ジャンルに関係なくベスト10が選ばれます。
ショップ側が受賞をアピールする傾向にあるのは総合賞とジャンル賞で、サービス賞や特別賞を強調することは少ないように思います。

ジャンル賞は文字通り、取り扱い商品ジャンルごとの賞。ジャンル大賞がジャンル1位、ジャンル賞が2位と3位なので、「大」の字の有無で差が開きます。
サービス賞は、楽天市場内のサービスや宣伝手法に関する賞。
特別賞は、新人賞や10年連続賞など。

ジャンル賞におけるジャンルの再編、特別賞における追加や削除など、その年ごとに賞の内容は変化します。

毎年、授賞式の様子が動画配信されていますので、受賞店の社内やスタッフを見たい方は要チェック。

その他の賞

年間MVPであるショップ・オブ・ザ・イヤーのほかに、週間MVPのショップ・オブ・ザ・ウィーク、月間MVPのショップ・オブ・ザ・マンスがあります。

北海道、東北、関東・甲信越、東海・北陸、関西、中国・四国、九州・沖縄といったエリア別MVP「ショップ・オブ・ジ・エリア」は年単位の賞になります。

審査基準

審査基準のポイントは次の通り。

ポイント

・お客さんの投票
・対象年度の売り上げ
・売り上げの成長率
・注文件数
・お客様対応

ショップオブザイヤーの投票

お客さんの投票は、購入履歴やショップページにある「投票リンク」から行います。
投票期間は、2018年は11月1日10:00~11月30日9:59まで。

投票は、楽天会員登録が済んでいることが条件。投票は1つのショップにつき1回限りで、推薦コメントを記入することもできます。
推薦コメントは、投票案内ページなどで表示されますので、投稿するなら文章をよく確認した方がいいかも。コメントは400文字以内になります。

投票するメリットは、良いショップを広められること。
それから、抽選で楽天ポイントがもらえること。

⇒「投票ガイド

対象年度の売り上げ、売り上げの成長率、注文件数は、そのままの要素です。
その年の売り上げ、前年比、販売件数がチェックされるようです。

お客様対応に関しては、問題のある対応をしていないかのチェックという話もありますが、以前は「お客様対応、レビューなどを総合評価」という一文だったので、レビュー評価という可能性もあります。

歴代受賞店に見る傾向

今でこそ、ジャンル大賞が1店舗、ジャンル賞が2店舗がお約束になっていますが、こうなったのは2004年から。
それまでは、店舗自体も多くなかったこともあり、各ジャンル賞は1店舗のみでした。

楽天市場の開設は1997年5月で、13店舗からのスタートを思えば、ショップが増えるスピードに驚きます。今や4万店以上ですからね。

⇒「楽天の歴史

連続受賞

特別賞に10年連続賞があるのを見ればわかる通り、同じショップが連続して受賞しているジャンルもあります。
連続して受賞するとダブルイヤー賞という時期もありましたが、もう聞かなくなりました。

同じショップの受賞と言えば、2015年度までは「爽快ドラッグ」の総合賞が定番でしたが、連続記録は2016年で途切れています。
これはショップの人気がどうのという話ではなく、楽天が爽快ドラッグを買収したからでしょう。子会社に賞を与えたら、自作自演っぽいですしね。
同じことは「ケンコーコム」にも言えます。

ジャンルの傾向

2018年現在のジャンルは、ファッション部門、グルメ・ドリンク部門、住まい・暮らし部門、美容・健康部門、エンタメ・デジタル家電部門、車・スポーツ部門の6部門。

この6部門の中に、ファッション部門なら、レディースファッション、メンズファッション、靴、バッグ・小物・ブランド雑貨、インナー・下着・ナイトウェア、ジュエリー・アクセサリー、腕時計、キッズ・ジュニア、ベビー・マタニティと、9つの賞が用意されています。

同じように、グルメ・ドリンク部門も9つの賞、住まい・暮らし部門が8つ、美容・健康
部門が4つ、エンタメ・デジタル家電部門が7つ、車・スポーツ部門に5つの賞があります。
合計42のジャンル賞があり、ジャンル大賞1店舗、ジャンル賞が2店舗が選ばれるので、毎年126店舗くらいが受賞していることになります。

ジャンル賞が2店舗と書きましたが、その傾向が強いというだけで、ジャンルによっては大賞のみという場合もあります。2017年度で言えば、車・バイク ジャンルがそうです。

ここ数年のジャンル傾向を見るに、ショップの入れ替わりが激しいジャンルと、そうでないジャンルが存在します。
入れ替わりが激しいのは、日本酒・焼酎、楽器、米など。
それ以外は、受賞経験のあるショップの順位が入れ替わっている感じがします。去年の1位が3位に、2位が1位に、3位が2位にといった具合に。

2015年は「キッズ・ベビー・マタニティ ジャンル」だったのに、2016年は「キッズ・ジュニア ジャンル」と「ベビー・マタニティ ジャンル」に分かれたように、賞が細分化することによって、連続と言いづらくなる例もあります。

まとめ

投票・売り上げ・お客様対応などで決まっている賞なので、ショップ選びの基準のひとつとして認識してもいいでしょう。

ただし、楽天の子会社や関係会社は受賞しないでしょうから、その辺は割り引いて考える必要がありそうです。
また、売り上げの成長率も考慮されていますので、成長しきった感じのショップだと、受賞は難しいと判断しても いいかもしれません。

それでも、「受賞店だから、良さそう」という根拠には充分。
多くの人に支持されるのは、それなりの訳があるので、迷ったら受賞店を選ぶのもありです。

受賞店をチェックすることで、知らなかった逸品に出会うことも。
オススメのチェック方法は、受賞店に移動したら商品検索窓に何も入れずに検索し、出てくる商品をレビュー件数順にして見ること。多くの人が購入した人気商品を見ることで、いいものが見つけやすくなるかも。
とはいえ、長く販売しているから件数が多いこともあるので、参考にするレビューは最近のものにしましょう。

⇒「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー

 

その年に売れた商品を知りたいのなら、楽天年間ランキングが早いです。

⇒「楽天年間ランキング

 

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