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4K対応の分配器&ケーブルの評判と口コミ|売れ筋チェック

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売れ筋のテレビを調べたついでに、4K対応の分配器とケーブルの口コミを調べてみました。

最初に断っておきますが、これを書いているのは、家電の知識が豊富な人間ではありません。その辺にいる一般人が、知らないことを一から調べているページになります。

個人的には、「Prime Video」で4K映像を見てみたいから、4K対応テレビの購入を検討した感じなので、あれこれ揃えて4K衛星放送を見る気はありません。

4K対応について

新4K8K衛星放送を受信するのに必要なものは、総務省の「4K放送・8K放送 情報サイト」で書かれています。

必要なもの

・4K対応テレビ
・4Kチューナー(内蔵テレビ、内臓レコーダーも含む)
・新4K8K衛星放送対応アンテナ(場合による)
・4K対応の分配器、分波器、ブースター、ケーブルなど(場合による)
・ケーブルテレビの場合は、セットトップボックス

「場合による」と書いたのは、従来の物でも見られる可能性があるからです。
アンテナに関しては、従来の放送波でも4Kが見られる場合もありますが、全チャンネルが見られないときは新しい放送波でという話。
分配器などは、高い周波数(2.2GHz~3.2GHz)の信号を伝送できないのは見られないので、場合によると書いています。

詳細は、上記リンク先にて。

分配器と分波器の違い

分波器 S-15UVSW2

売れ筋チェックの前に、詳しくない単語の確認をしてみました。

アンテナからの信号は、地上波と衛星放送が一緒になっています。
UHFとBSCSが混合しているので、それをUHFとBSCSに分けるのが分波器。
UHFとBSCSが混合したまま、2つの出力先に送るのが分配器です。

複数のアンテナで受信した信号(VHF、UHF、BS)を1つにし、屋内配線をしやすくするのに使われるのは混合器になります。

こういった分配器や分波器、混合器を通すと信号が弱まるので、増幅器(ブースター)で信号を強化することもあります。
※ 弱まり具合は、商品の通過帯域損失などを参照。

当然、これらの機器にも4K対応が求められるわけです。
放送波には従来の「右旋円偏波の電波」と、新しい「左旋円偏波の電波」があり、後者を利用した放送の一部の視聴には、4K放送(3,224MHz以上)対応の分波器などが要ります。

楽天市場の売れ筋

データは記事作成時のものになります。

分配器と分波器

分配器も分波器も、楽天市場ではアンテナ分配機というカテゴリになります。

「アンテナケーブルランキング(週間)」

1位:分波器 TBP-FFM 670円
2位:分配器 TSP-LFF 680円
3位:DXアンテナ 分波器 MBUM2WS(B) 1,698円
4位:分配器 TSP-2DL 580円
5位:分配器 STV-12S 330円

分配器と分波器が一緒になっているので、ランキングとしては見づらいです。
4K対応、8K対応のほかに、「4C」「3.2GHz対応型」「F型プラグ」という言葉を見かけました。用語説明は後で。

1位の分波器の口コミとしては、近所の家電量販店で買うよりネットの方が安い、2.5Cのケーブルより4Cのケーブルが良いという評価でした。
3位の分波器は、以前からDXアンテナ製品を使用している人が選んでいる印象。急にアンテナレベルが下がった、特定の局が映らなくなったので買い替えた人も多かったです。

ブロックノイズ

分波器の対応周波数が原因?

個人的な話になりますが、同じ家なのに衛星放送の番組を録画できた部屋と、そうでない部屋がありました。録画していたのは同じ番組なのに、片方はノイズが酷くて見れたものではなかったです。
そのノイズが酷かった部屋で、録画したチャンネルを合わせたところ、そのときは普通に映っていました。おそらく、録画した番組の撮り方に差があるのでしょう。
その番組は、NHKのBS4Kでも放送されたので、2K用とは機材が違っていたはず。その辺が配信にも影響しているのではないかと、「4Kが始まってから、映りが悪くなった」というレビューを見ると思えてきます。映りが悪くなった局としては、「Dlife」が多く目につきます。
「Dlife」は2012年に開局した新しい局で、その周波数帯域が高さから、ここだけ映らないという人は以前からいました。

2位は分配器ですが、分波器の機能も備えています。感想としてはコスパが良い、問題なく使えるなど。
4位は、思っていたより小さい、コスパが良いなど。
5位も、4位と似たような感じでした。

分波器の「4C」

ケーブルの直径。4Cは直径4mm、2.5Cは直径2.5mmです。
太い方がノイズが少ない。

3.2GHz対応型

3.2GHzまでの周波数帯域に対応していること。
全テレビの放送帯をカバー。

F型プラグ

ケーブルの両端がねじ込み式になっているプラグのこと。
プラグの内側が溝になっていて抜けにくい。

L型プラグ

文字通り、ケーブルの先端がL型になっているプラグ。
反対側はストレートなので、L型になっている方を壁に差し、もう片方も機器に接続して使います。押し込み式。

アンテナケーブル

ものによっては、分波器とセットになっているので、アンテナ分配機ランキングになることも……。

⇒「アンテナケーブルランキング(週間)

1位:HORIC 分波器 HAT-SP874 670円
2位:アンテナケーブル 1.5m S-4C-FB 340円
3位:アンテナケーブル 5m S-4C-FB 590円
4位:アンテナケーブル 10m S-4C-FB 1,000円
5位:アンテナケーブル (0.5m 1.5m 3m) S-4C-FB 490円

随分と長いのが売れているようです。

1位は、分波器とコードが取り外せるので、ケーブル枠に入っているのかもしれません。電機やより安い、低コスト、問題なく使えるという評価でした。
2位以下に関しては、普通に使える、近所のホームセンターより安いなど、同じような評価なので省略します。ケーブルはメール便で配達できるので送料を抑えられますが、配達業者によっては雑に扱われるケースもあるようです。箱に入っていない分、衝撃は大きくなりそうですね。

HDMIケーブル

長さの違いしかないランキングでした。

「HDMIケーブルランキング(週間)」

1位:HDMIケーブル 1.8m 2.0対応 350円
2位:HDMIケーブル 1m 2.0対応 298円
3位:AnyCast 1,980円(ケーブルじゃない)
4位:HDMIケーブル 5m 2.0対応 580円
5位:HDMIケーブル 3m 2.0対応 498円

同じショップの長さ違いになっているので、2.0対応なのに安い、普通に使えると、似たような評価になっていました。

2.0対応

HDMI 2.0 LEVEL A では帯域を18Gbpsに拡大し、4K対応になって、他にも色々サポートできるようになったという話。HDMI 1.4 と同じ帯域でも、2.0 LEVEL Bは名乗れるとか。
Gbpsは、通信速度を表す単位「bps」に「ギガ」の「G」を加えたもの。データ転送レートの単位です。
転送速度は、「スタンダード」<「ハイスピード」<「プレミアム ハイスピード」で、18Gbpsは「ハイスピード」か「プレミアム ハイスピード」になります。
参照:価格.com - HDMIケーブルの選び方

Amazonの売れ筋

データは記事作成時のものになります。

分波器と分配器

1位:HORIC 分波器 S-4C-FB 880円
2位:DXアンテナ 分波器 MBUM2WS(B) 1,676円
3位:YOU+ 分波器 TBP-FF/W 678円
4位:TAROS 分波器 TS-ABH05WH 699円
5位:分波器 C-071-WH 680円

Amazonは分配器のランキングと分かれていて見やすいですね、くらいの感想しかありません。

評価に関しては、楽天市場の項で書いた内容と被りますが、ブロックノイズが増えた人も見受けられます。ブロックノイズは3位と4位の商品で、NHKのBSが見れなくなった人は1位の商品で確認しています。

なお、分配器のランキングは下記リンク先にて。

「アンテナ分配器の売れ筋ランキング」

ケーブルが付いているか、幾つに分かれるかといった違いくらいしかないです。

ケーブル

HDMIケーブル(Amazonベーシック ハイスピード)

ケーブルランキングでは、Amazon製品が強いです。
私も買ったことがあります。

「ケーブルの売れ筋ランキング」

1位:Amazonベーシック ハイスピード HDMIケーブル1.8m 554円
2位:Amazonベーシック ハイスピード HDMIケーブル0.9m 564円
3位:HORIC アンテナケーブル S-4C-FB 3.0m F型&L字 541円
4位:エレコム ハイスピード HDMIケーブル 1.0m 603円
5位:Anker 3.5mm プレミアムオーディオケーブル 1.2m 599円

こちらは、色んなケーブルが混在していて、見づらいランキングとなっています。
HDMIケーブルはAmazonが安いですね。家電量販店で似たようなのを見ると、特にそう感じます。

1位と2位は、コスパ最高と すぐに壊れたという評価で二分されています。
3位は、HDMIではなくアンテナケーブルです。
4位は、伝送速度10.2Gだからバージョン1.4という説が……。1.4と同じ帯域でも、2.0 LEVEL Bは名乗れるみたいですけど。
5位は、オーディオケーブルなので、当ページの内容的にはスルー。

タイプAオス

タイプAは一般的なコネクタサイズ、タイプCはHDMI-miniのこと。
タイプDはHDMI-microです。オスは差し込む方、メスは差し込まれる方を意味します。

イーサネット対応

イーサネットは、LANに採用されている通信規格です。
イーサネット対応機器と接続すれば、LANケーブルを用いることなく、インターネットに接続できます。

まとめ

4K対応を謳う商品の中では、安い部類に入るケーブルや分配器ですが、調べてみると細かな違いがあるのだと気づかされました。

それにしても、あまりカテゴリ分けされていなくて、見づらかったですね……。

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